ちもんけん海外まちづくりサロン

会員及び関係者の皆様を対象に、年間6回程度リモートで「海外まちづくりサロン」を開催いたします。

このサロンは、世界各国でのまちづくり・地域づくりの先進的かつユニークな取り組みを行っている政策事例を、日本におられる若手の先生方、実務者の皆様方、あるいは海外在住の方々にもお話しいただき、会員各位の国際的な見識を広めるとともに、今後の新しい政策・施策を考えて頂くヒントにもして頂くことを目的としています。

 

テーマはまちづくりのテーマからデジタル化やカーボンニュートラル・災害復興・教育・福祉・ソーシャルイノベーション等々、様々な分野を予定、リモートかつ就業時間外の開催となりますので、プライベートの時間をご活用いただきリラックスしてご参加頂ければ幸いです。

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。 


開催予定


第5回「欧州諸都市におけるアイデンティティづくりの動向」

~なぜアイデンティティづくりが都市政策として重要なのか?~夕張の轍を踏まないためにも~

ヨーロッパの諸都市では豊かな都市空間、潤いのある生活をする基盤としての都市を維持することに成功しています。

ご講演では、以下のようなユニークな都市政策をご紹介いただきます。

 

  • 産業遺産の観光資源化や、自転車道ネットワーク、グリーンインフラの整備と都市再生を行うドイツのルール地方
  • 歴史的遺産の再建と現代的な都市魅力化戦略を融合させたユニークな取り組みを行っているドイツのドレスデン
  • 第二次大戦後に復元された歴史的旧市街や自転車都市を実現したドイツのミュンスター
  • 社会主義時代につくられた住宅地の再編やコンパクトシティ政策、サーキュラーエコノミー戦略などを進めるチェコのプラハ
  • アンブレラ・スカイ・プロジェクトやアゲタアートフェスティバルなどアートによるまちづくり戦略を進めるポルトガルのアゲタ

【日時】2025年22 日(火)   講演 18:30~19:30 / 質疑・討論 19:30~20:00

【開催方法】ZOOM開催

講師服部圭郎氏(龍谷大学政策学部教授)

○1963年に東京都で生まれる。東京そしてロスアンジェルスの郊外サウスパサデナ市で育つ。

○東京大学工学部を卒業し、カリフォルニア大学環境デザイン学部で修士号を取得。

○(株)三菱総合研究所、明治学院大学経済学部を経て、現在、龍谷大学政策学部教授。

○2009年4月から2010年3月にかけてドイツのドルトムント工科大学客員教授。

○博士(総合政策学)、技術士(建設部門:都市・地方計画) 

*事前予約必要(7月18日(金)までに下記アドレスにメールにてお知らせ下さい)

メールには、①氏名②ご所属③受信可能なメールアドレスを含めて下さい。

*当日ご参加できなかった方で、希望される方は地域問題研究所にて録画の視聴は可能です

*申し込みを頂いた方にはZoomのアクセスリンクをお送りします

*参加費: 会員無料

■お申込・お問い合わせ

一般社団法人地域問題研究所(担当:池田・伊藤・青山)

TEL:(052)232-0022 FAX:(052)232-0020

E-mail: kaigaisalon@chimonken.or.jp


開催記録


【終了】第1回「パリの都市空間再編」

【日時】2024年626 日(水)   講演 19:00~19:50 / 質疑・討論 19:50~20:30

講師岡井 有佳 氏 (立命館大学 理工学部 環境都市工学科 教授)

 〇京都市生まれ。専門分野は、都市計画、都市政策。東京大学博士(工学)

 〇国土交通省入省。パリ大学都市整備・地域開発高等専門研究課程修了、パリ・ラ・ヴィレット建築学校、OECD(経済協力開発機構) パリパンテオン-ソルボンヌ大学都市地理学研究所(CRIA)などを経て 20184月より現職

 〇主たる著作は図説 都市計画』(共著 学芸出版社 2022),『近代建築法制100年 市街地建築物法適用六大都市の都市形成と法制度』(共著 技報堂出版,2022),『広域計画と地域の持続可能性』(共著 学芸出版社 2010年)など

 

【終了】第2回「カンタベリー地震からの復興に向けた クライストチャーチにおける都市再生とコミュニティデザイン」

海外まちづくりサロン 総会記念講演/ 令和6年9月27日(金)15︓00〜

 

<講師> 京都大学大学院 工学研究科 教授 大庭 哲治 氏

【日 時】 令和6(2024)年9月27日(金)15:00~17:00(2時間)

【会 場】 名古屋ガーデンパレス 3階「錦の間」(地下鉄東山線/名城線「栄駅」から徒歩約5分)

 

【講 師】 京都大学大学院 工学研究科 教授 大庭 哲治 氏

(ご経歴)京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。三菱UFJリサーチ&コンサルティング()研究員、京都大学大学院工学研究科助教、准教授、京都大学大学院経営管理研究部准教授を経て現職。ご専門は、都市・地域計画、交通計画。現在および近未来の社会経済活動を支えるため、都市や国土のリアル基盤・デジタル基盤をシステムとして高めるべく、「都市・国土計画と社会基盤整備」、「都市再生・保全」、「都市強靭化」、「地理空間情報やデジタル都市基盤の利活用」などに関連した実証的・実践的な研究教育活動に取り組んでいる。

【終了】第3回「脱オーバーツーリズムの観光政策:再生型観光は可能か?」

【終了】第4回「コンパクト・シティは人口減少都市の救いとなるか?:ドイツの縮小都市政策に学ぶ」

日本の人口減少が止まらない。人口減が加速する自治体の消滅も現実味を帯びてくるなか、一つの解決策として取り組まれているのが「コンパクト・シティ」政策である。人口減により都市機能や行政サービスの維持が難しくなる前に、街の中心部や結節点に住まいや公共交通網、商業施設などを集積し、自家用車による移動エネルギーを減少させることで、持続可能な都市をめざすという試みだが、そのアプローチはさまざまだ。ドイツの縮小都市政策に詳しい服部圭郎先生に、ドイツの取り組みとともに、効果的にコンパクト・シティ政策を進めるための要件や日本の課題についてレポート頂きます。

参考:https://distance.media/article/20240318000181/

【日時】2025年625 日(水)   講演 18:30~19:30 / 質疑・討論 19:30~20:00

【開催方法】ZOOM開催

講師服部圭郎氏(龍谷大学政策学部教授)

○1963年に東京都で生まれる。東京そしてロスアンジェルスの郊外サウスパサデナ市で育つ。

○東京大学工学部を卒業し、カリフォルニア大学環境デザイン学部で修士号を取得。

○(株)三菱総合研究所、明治学院大学経済学部を経て、現在、龍谷大学政策学部教授。

○2009年4月から2010年3月にかけてドイツのドルトムント工科大学客員教授。

○博士(総合政策学)、技術士(建設部門:都市・地方計画)